私は人の顔や名前を覚えるのが苦手だ。
しかも日ごろ使わない情報に関してはすぐに忘れてしまう質なので、せっかく覚えていた名前なども忘れてしまうためさらに始末が悪い。
そういったことを全く理解することができない人も中にはいるのだが、世の中には一般的には簡単で当たり前な事なのにどうしても出来ないことがある人は確かにあるのだ。
例えば【方向音痴・簡単な計算が出来ない・片付けが出来ない・時間が守れない】このようなことも、当たり前に出来る人からするとなぜ出来ないのかが理解できないことも多いだろう。
しかし、出来ないことは理解できなくとも、出来ない人がいることを理解してくれている人たちがいてくれるのであれば優しい世界が成り立つ。
とは言え、根本的な解決は出来なくとも【自分が出来ないことを理解した上での創意工夫によりそれらを回避していくことはある程度可能ではある】ので、いわゆる当たり前のことをこなせる人に対して不快感を覚えさせないようにしていくことも必要なことではある。
これはなにも相手のためにそうするというよりは、相手が嫌な気持ちにさせるのは自分が嫌なのでそういった工夫をする…という方が正しい気がする。(出来ない本人が一番悩んだり苦しんでたりする…。)
本音で言えば、自分が出来ないことで発生しうる現象に対して不快感を覚えない人と一緒にいられることが一番ストレスなく過ごしていけるのだが、そうでなくとも自分にとって好きな人や楽しい人遊びたい人が存在してしまう以上、頑張らないといけない時もあるのだ。
少し話の範囲を広げすぎてしまったので話を表題である【人の顔や名前を覚えるのが苦手】に戻そう。
※他にも極度の方向音痴であったり(10年以上住んでいる町で2歳の息子に道の間違いを指摘される)、太陽の昇る方角をどうしても覚えられなかったり(西から昇った太陽が~♪の逆が正しいと一度頭で思わないと無理)するのだがそれはまた別の機会に話そうと思う
相貌失認
さて、一般的に人の顔が認識できない病気(脳障害)として相貌失認と呼ばれるものがある。
私は相貌失認に精通しているわけではないので、どの程度のレベルから相貌失認と呼ぶのかは不明だ。
だが、極度の相貌失認の場合【家族ですら顔の認識が出来ない】場合もある。
信じられない人も多いかもしれないが事実存在するのだ。
実際に私自身は【さすがに家族の顔ならわかる】…とは思うのだが、100%の自信があるかと言われたら実はそうでもない。
ここから先に記載することはあくまでも自分の感覚での話となるので全ての人が同症状なのかはわからない。
私の場合、そこにいるべく人であればその人であると自信を持って認識することが可能だ。
例えば、数年間同じ仕事場で働いている同僚がいるとする。
仕事場で出会う、もちろんすぐにその同僚だということはしっかりとわかる。
だがしかし、なにも待ち合わせの予定などもしていない街中でふいに同僚にあった時、はっきりと自信を持ってその同僚だと断言することができないのだ。
「あれ、あの人同僚だよな…?違うか…?多分そうだよな…?」
このような心中となる。数年間一緒にいたにも関わらず、だ。
※ちなみに上に記載した家族の顔すらわからないという話も、街中で妹や親に突然声をかけられたら全くわからないという話だった
ただし、全ての人(全ての顔)に対してそうなのかと言ったらそうでもなく、街中であってもわかる人(わかる顔)もいる。
例えば芸能人が外を歩いていても高確率で気づかなかったり、容貌を見てもその芸能人だと断言するほど認識できなかったりする。
※なぜか神取忍だけは遠目から見て即分かった。なぜかは不明だ
あと、外国の俳優の顔や名前は全くわからないと言っていい。
物凄く有名な人の画像を見せられて「この人は誰だ?」と言われても98%答えられない自信がある。
※ジャッキーチェンはわかる
一番伝わりそうな感じで言うと
【友達の家にいる柄の同じ多頭飼いの猫や犬の顔】
と、同じような感覚なのではないかと思う。
どの顔も一緒に見える。そんな感覚が人にも当てはまってしまう感覚ではないのかと。
と、このような生活を今まで歩んで来たのだが、もしかしたら自分が人の顔を覚える気がないだけの頭のおかしな人間である可能性も否定できないのではないかと思い、この記事を書く前に相貌失認テストなるものを試してみた。
相貌失認テストの結果
試してみたものはロンドン大学のバークベックカレッジのサイトにある相貌失認度テスト。
平均は80%となり、テスト結果が60%以下の場合には「相貌失認」の疑いありとのことらしい。
どのような内容のテストかを書く前に先に結果を発表する。
/(^o^)\オワタ
まあ実際には終わったとは思わず、やっぱそうかあ…という感じだ。
いや、もしかしたらこの結果よりも低い可能性すら全然ある。
というのも、このテストは3つの項目から一つを選ぶ選択式のテストとなるのだが、後半は一切答えがわからずほぼ適当に押した結果でこれだからである。
それでは順を追ってテストの内容を説明しよう。
まず前半のテストは
【ある人物の写真を見る】→【その後三つの選択からその人物を選ぶ】
これを繰り返す。
正直とても簡単だ。
続いて後半のテストは
【6人の人物の写真を20秒見る】→【その後三つの選択からその人物を選ぶ】
となる。
このテストがやばい。
もう途中からどれがどれだか全く意味がわからなくなり、気持ちが悪くなり、早く終わってくれ!終わらせてくれ!と若干パニックになりながら進めることとなった。
助けてくれ!と、答えの検討が全くつかないテストを3択の勘のみで選んでいく。
おそらく、スロットで培った3択選択力がなければ実際のテスト結果は確実に40%を下回っただろう。
と、まあこのテスト結果が全てというわけではないのだが、少なくともやはり相貌失認の気は自分にはあるのかな…と思ったわけなのだが…
そう、ここで表題の第二の項目である「しかし常連の顔はわかる不思議」だ。
常連の顔はわかる不思議
私は大体2~3店舗のマイホのみで10年以上スロットを嗜んできている。
なのでいくつもの店舗の常連の顔を覚えているというわけではないのだが、ことマイホの常連に関してはとてもはっきりと全ての顔を覚えられているのだ。
もちろんここでの【顔を覚えている】ということは【街中で見かけても即断言できるほどわかる】レベルを言う。
まあ、常連と言っても全ての常連を覚えているわけではなく、主にスロットの稼ぎで食い扶持をつないでいる専業のような方々がメイン。
当然、店の中で見かけたら絶対にわかるし、抽選の並びで見かけてもすぐにわかる。
自分が思うマイホの熱そうな日の認識の答え合わせとしても、活用する。
現在進行形での常連でなくとも、数年前まで常連だった人を街で見かけてもすぐにわかるのだ。
しかしこのことに関して【人の顔を覚えるのが苦手な自分がなぜ?】とは思わないのだ。
むしろ必然であるとすら思う。
理由は二つあり【自分にとって必要な情報だから】ということと【長い時間と長い期間、目にしているから】だろう。
【自分にとって必要な情報だから】
これはスロットで立ち回る上で有利に事を進められるからだ。専業が来店していること自体がイベント信頼度の計りに使えたり、出玉を伴った台を辞めた場合も高設定ではないから辞めたのだとわかったり、逆に専業ではない人であれば同様の場合でも高設定の可能性は存分に残るし、天井間際で辞める可能性も頭に入れた上で動ける。など
【長い時間と長い期間、目にしているから】
正直、家族を抜かした次点でマイホ常連と顔を合わせている期間が長い可能性が高い。さすがにどうかと思う。
結論。
相貌失認テストの結果により、自分が【人の顔を覚える気がないだけの頭のおかしな人間である可能性は否定できた】が、【家族以外で一番長い期間顔を合わせているのが、話すこともないスロット店常連であり、数少ない顔を覚えるキャパシティをそこに割いている頭のおかしな人間だった】ことも同時に確認が出来た。
~完~
コメント
おっぱいを見て誰が誰とか認識できませんよね!
つまり、えっと…
何の話でしたっけ?
自分も先ほどそのテストをやったんですが、後半全く同じ状態でした(苦笑)
ちなみに自分は49スコアです。今度どこかで診てもらおうかな、なんて思いました。。
割と日常生活でも困ってるので(^^;)うーん