スロットが好きであればあるほど「希望的観測」で打ってしまうことって多いのではないでしょうか?
僕自身も時々希望的観測で打ってしまい、そして痛い目を見ることが多々あります。
スロットの期待値を求めて打つ上で「希望的観測」で打ってしまうことは大変危険な行為です。
「希望的観測」で打った場合にどう危険なのか?
その危険を回避するためにはどうしたらいいのか・・・?
希望的観測は危険
これは、天井狙いでも設定狙いでも平打ちでも全てに当てはまります。
天井狙いケース1【※天井が1000の台】
当日ボーナス0 450はまり 前日最終250はまり
「きっと宵越しだろう(そうあってほしい=希望的観測)、700はまりなら期待値は高いから打とう」
・・・
結果、当日750を超えても天井発動せず。
ここまで来たら天井まで打たないともったいない。
→死亡
設定狙いケース1【※0回転台を自分で打ち始めて】
総回転数2000 BIG6 REG6 (ノーマルタイプ)
判別ツールに入れてみると・・・
設定期待度 |
---|
設定1: 設定2: 設定3: 設定4: 設定5: 設定6: |
「56の可能性が30%以上もある。456なら50%近く。高設定の可能性がまだまだある(そうあってほしい=希望的観測)ので続行だ」
・・・
結果、次のボーナス当選までおおはまり(しかもREG)。
一度のおおはまりくらいは高設定でもありえるので続行。
再度500超えはまり。
→死亡
設定狙いケース2【※特定役ボーナス 設定1で1/16384 設定6で1/4096】
総回転3000 BIG2 REG4 ART2 内特定役ボーナス2回
「現時点で収支は右肩下がりの大幅マイナス。だけど設定差の大きいボーナスを二回も引けている。これはおそらく設定6で他の数値の引き弱なだけ(そうあってほしい=希望的観測)だから続行だ」
・・・
結果、そのまま右肩下がりのグラフを描く。
→死亡
設定狙いケース3【※ボーナス確率 設定1で1/180 設定6で1/135】
総回転5000 BIG19 REG18 合算1/135
「仕事帰りの夕方から…お、設定6の数値の空き台発見!これ設定6ありそう(そうあってほしい=希望的観測)だから打とう」
・・・
結果、いきなりおおはまり。
→死亡
平打ちケース1
「なんだか強こそはフリーズ(1/65536)が引けそうな気がする(そうあってほしい=希望的観測)」
・・・
→死亡
とまあ、ケースは考えればいくらでもあります。
でもこれって結果論じゃない?って思う方も多いかもしれません。
天井狙いケース1でもしも宵越しであったなら天井狙い成功じゃん
設定狙いケース1でもしも高設定だったなら設定狙い成功じゃん
設定狙いケース2でもしも高設定だったなら設定狙い成功じゃん
設定狙いケース3でもしも設定6だったなら設定狙い成功じゃん
平打ちケース1でもしもフリーズ引けたら成功じゃん
ごもっともです。
その可能性も十分にあります。
じゃあ希望的観測で打ったっていいんじゃない?と思うかもしれませんが、そうではありません。
それはなぜか?
希望的観測で打ってはいけない理由
スロットで収支をプラスにしていく上で一番してはいけないことは、【高設定を捨てること】よりも【低設定(期待値のマイナスの台)を打ち続けること】だからです。
なので勝ちに徹するなら上記ケースは特別な理由や条件がない限り全て辞め(打たない)です。
天井狙いケース1ではリセットされていたらただの450はまりだから打たない
設定狙いケース1では低設定の可能性が50%あるから続行しない
設定狙いケース2では特定ボーナスの引き強だから続行しない
設定狙いケース3では前任者の低設定引き強の可能性があるから打たない
平打ちケース1ではそもそも引ける可能性が薄いので打たない
そんなこと言ってたらなにも打てないじゃないか。
打たないことが勝つ方法だとかふざけたことを言うのか。
そうではありません。
これらを打つ場合、希望的観測ではなく事実に基づいた確信があればいいんです。
その事実に基づいた確信というのがわざわざ特別な理由や条件がない限りと書いた理由です。
天井狙いケース1、このホールは平日はほぼ設定を変更しない、また300はまり未満であればリセットもしないので、宵越し700の可能性が高いので打つ
設定狙いケース1-2-3、このホールは一島に必ず高設定がある、自分以外の他の台の挙動が軒並み悪いので、自分の台が高設定である可能性が高いので打つ
平打ちケース1、平打ちはそもそも勝ちに徹する打ち方ではないのでいかなる時も確信的理由はない
このような事実に基づいた確信があれば打っていいんです。
ただ、事実に基づいた確信があっても、天井はリセットされている場合もあるだろうし、高設定は全く入ってない場合もあると思います。
中身を見ることは決してできないので100%見抜けるということはないんです。
結局どうしようもない結果論じゃねーか!・・・いいえ違います
確かに結果から言えば完璧に危険(期待値マイナス台)を回避することは出来ません。
でもそこに事実に基づいた確信があるかないかで長期的に稼働した場合には火を見るよりも明らかな収支の差が出てくるはずです。
特に辞め時には重要なことで、もしもスロットを打っていて「あ、これ希望的観測で打ってるな」と少しでも感じたら辞める。こうすることで特に大火傷をする可能性は激減します。
結果、そこで辞めたあとに後任者がバカ出ししたとしても、それはそれで仕方のないことです。
厄介なことに事実に基づいた確信はホールによっても違ってくるし、日によっても違うでしょう。
ノーマル機の同じ回転数・同じボーナス合算だとしても、打てる台と打てない台があります。
高設定をまるで入れない店に合算6の台があったって、たまたま上振れしている可能性が大きいですが、高設定を普段から入れている店であれば打つ価値があるわけですね。
設定6を入れているのかもしれない(希望的観測)から合算6の台を打とうではなく、設定6がいつも入っている(事実に基づいた確信)ので合算6の台を打とうが正解です。
ノーマル機で1000はまりしているからそろそろボーナスくるだろう(希望的観測)、しかもこれだけはまったんだからその分いっきにボーナスが連荘してくれるだろう(希望的観測)。
危険ですねー。
今日はバジリスク絆のイベント日!朝一隣の台は6確演出!自分の台は設定差のある弱チェリーはずば抜けていい!巻物がヒットしないだけで高設定の可能性あるでしょ(希望的観測)!
危険ですねー。(実話です→死亡)
※イベントを過信しすぎ+絆全6はやるとこではないので隣が6であれば自分の台が6である可能性は下がってる
今日は店休あけの大々的3日連続リニューアルデーの初日!座れた台はエヴァ勝利への願い!初回ボーナスでリリス(天国)画面でリセットは濃厚!初回ARTは単発!次のARTはちょいはまりですでに収支はマイナス!でも今日は熱い日だろうからまだ高設定の可能性があるから(希望的観測)次のARTまで様子見!
危険ですねー。(実話です→死亡)
※イベントを過信しすぎ
スロットの設定狙いはリスクはつきものですが、事実に基づいた確信が弱かったのに続けてしまって痛い目を見たいい例だと自分では思います。
スロットも人生も同じ。
きっとうまくいくだろうではなんともならない、うまくいくためになんとかすることが大事ですね。
しかし・・・
自身、GODシリーズ累計12万回転ほどで決して超大量試行回数とは言えないけれど、GOD揃い確率は1/40000。
足りない確率分の10回ほどのGOD揃い、そろそろまとめてくるような気がするんですけど、来ませんか?
なんか3千円とかでくる気がするんですよ。へへへ
「キョウハGOD in GODヒケルヨ」
神の声が聞こえたので行ってきます。
~終わり~
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